2013年7月31日水曜日

【NEWS】2014年サンボ世界選手権大会日本開催に向けて

7月にロシアのカザンで開催されたユニバーシアード種目にサンボが採用されたことにより、日本レスリング協会、全日本学生柔道連盟をはじめ皆様から多くの協力をいただき強化をしてまいりました。

講習会を経てプーチン大統領杯サンボ選手権大会開催からはじまり、ハルラムピエフ記念国際大会、アジア選手権で好成績をあげ、ユニバーシアードでは金2、銀1、銅2の成績をおさめられましたことを心から感謝申し上げます。

ロシアをはじめ多くの国々からも称賛を受けました。また、それらの国々はユニバーシアードが終わった後の日本でのサンボ普及、発展に多くの期待と関心を寄せています。

さて、カザンで国際サンボ連盟FIASのシェスタコフ会長から重要な相談を受けました。

2014年カザフスタンで開催予定の世界選手権大会が同国の都合で開催できなくなった。2014年はアジアで開催する年なので、ぜひ日本で開催してほしいという内容です。

これも、近年の日本でのサンボ普及が評価され、また今後の期待を込めてのことだと思っています。

2014年は安倍総理とプーチン大統領との間で約束された日露武道交流年でもあります。

その年に、日本でロシアの国技サンボの世界選手権大会を開催することで、武道を通じた日露友好関係発展の一翼を担いたいと願っております。

そのためカザンに派遣された私を含む当連盟役員が現地で協議した結果、シェスタコフFIAS会長の申し出を引き受けることにいたしました。

よって、本年11月の世界サンボ選手権大会期間中に行われるFIAS総会で、来年の同大会の開催地に正式に立候補したいと思います。

同大会の日本開催に向けて、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

一般社団法人日本サンボ連盟
会長 近藤 正明